2013年05月07日

「日経MJ松屋から学ぶ客単価アップのヒント」

こんにちは、森山です!

さて、本日は、

「日経MJ松屋から学ぶ客単価アップのヒント」

について触れてみたいと思います。


「客単価」を下げずに「集客」を上げたい方、

「値下げ」ではなく「値上げ」を検討している方、

今の商品に「付加価値」をつけたい方、

の参考になれば幸いです。


さて、

またまた「日経MJ」に出てましたネ。

「松屋25%増量セール実施」。


「5月3日~13日」まで行うとのことですネ。

(詳細は割愛させていただきます)

前回、2月~3月に、この「肉25%増量」をやったのですが、

結果として「良かった」、

再度「導入」するとのことです。


以前にもこの「25%増量」について書きましたが、

この手法、

「お店」も、

「お客さん」も、

「お得感」を感じやすいのです。


例えば、

お店側:「値下げ」はしない→「客単価」は維持できる!

お客側:「値下げ」はしない→「いつもの価格」だから特に違和感はない!


お店側:「25%増量中」→「集客力」アップが期待できる!

お客側:「25%増量中」→「いつも」より満腹感アップが期待できる!


お店側:「主な顧客」は男性・学生・一人暮らし→「がっつり」食べたい方!

お客側:「主な来客」は男性・学生・一人暮らし→「がっつり」食べたい方!


と、双方メリットがあるのです。


もちろん「肉増量分」の「コスト」は、かかると思います。

ですが、「客単価」が下がらないことで、

「利益幅」は、むしろ「良くなった」と記事にも書かれています。


さらには、

あのA1枚アンケートで有名な「岡本達彦」さんも、

基本的に「値引き」は「20%以上」でなければ「お得感」を感じない。

基本的に「プレゼント」は、「0」からのスタートだから、

たとえ○○円分だとしても、「お得感」を感じやすいと断言しています。


仮に今回の25%増量の商品が「400円」だとしましょう。


「25%」増量ですから、

400円×25%=100円

つまり、「100円」分の肉のサービスをすることになります。


よく帰りのレジで渡される、

「100円割引券」と同じメリットになります。

ですが、いかがでしょう?

「100円割引」というメリットがありながら、

「無くした」、「捨てた」、「使わなかった」、など

意外と多くあるのではと思います。


もう少し、踏み込んでみましょう!

お客さまにとって、

「100円割引」というのは、「普段」から味わえるものですが、

「25%増量」というのは、「普段」味わえない「体験」なのです。

だからこそ、

「ワクワク」して来店する可能性が高まるのです。

この「ワクワク」が、

「感情」で消費するお客さんの「購買意欲」を高め、

今すぐ行きたい!「動機づけ」となり、

「お得感」なイメージも膨らんでいることから、

他にもお店はあるのに、「松屋」へ来店する。

「心身」共に、お得な買い物ができるので、「お金」を使う。

ここに「客単価」を下げずに「集客」する方法のヒントが隠されているのです。



あなたのお店はどうですか?

「値下げ」

「値引き」

ではなく、

「☆☆%増量サービス」や、

3つ買うと、「もう1つ」プレゼントなど、

「ワクワク」するキャンペーンを意識してみましょう!



「客単価」を下げずに「集客」を上げたい方、

「値下げ」ではなく「値上げ」を検討している方、

今の商品に「付加価値」をつけたい方、

の参考になれば幸いです。



本日のおすすめ

キキダスマーケティング

中山マコトさん


本日のキーワード

「増量サービス」

「ワクワクサービス」


追伸

私も早速、「松屋」さん、

行ってみたいと思います!

また感想などアップしますネ。

それでは!

いつもありがとうございます。



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Posted by サービス業再生の専門家 at 11:24│Comments(0)マーケティング
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